社外での活動がメインになる営業の進捗管理は、上司への報告が遅くなってしまったり、そもそも外出中で報告自体ができなかったりと難しい面があります。これまで営業部門の担当社員は取引先と交渉した後、社内に戻って報告などを行う必要がありました。取引先の所在地が遠方の場合には戻りが遅くなる場合もあり、報告を受け取る側はもちろんのこと社員自身にも大きな負担となってしまいます。SFAツールを導入すれば取引先との進捗状況の確認や契約内容の報告などはツールを通して行えるため、社員の負担軽減へと繋げることが可能です。
SFAは営業支援システムとして多くの企業で取り入れられており、日本はもちろんのこと海外でも活発に利用されています。様々な機能が搭載され、連絡や報告といった日常的に行われている業務もSFAを通して済ませることができます。外出先でもSFAを導入したデバイスさえ持っていれば、リアルタイムで報告を行うことも可能でしょう。SFAの特徴の一つは報告や日報といった情報もすべて蓄積され、顧客情報として管理することができる点です。
営業部門の社員が得た情報はシステムに入力され、部門全体が利用できる顧客情報として共有されます。営業における社員の活動を管理しながらも情報の蓄積が可能なシステムとして、幅広い分野で利用することができます。社員の活動記録また蓄積されるため、売上や契約数などの成績が判りやすくなり、正当な評価へと繋げることができるでしょう。