水道は人間が生活を維持する中で必要な設備であり、災害などで水道が使えなくとどれだけ困窮するのか考えればわかるでしょう。これは飲み水で使うだけでなく、入浴や洗濯といった以前から使っていた用途以外に、水洗トイレの普及で水がなければ利用できなくなっていることも大きな理由です。これだけ重要な設備である水道ですが、配管の中を液体である水を移動させるという構造であるため、僅かな隙間が発生すると簡単に水漏れが起きるというデメリットがあります。水漏れが起きる原因には物理的な衝撃を受けて変形する場合もありますが、時間の経過で材質が悪くなる劣化によって起きるトラブルの方が圧倒的に多くなっています。

材質の劣化は本管部分が腐植で弱体化してしまうこともありますが、それよりも普段から頻繁に動かしている蛇口で使われている部材が、摩耗などで経年劣化する方が問題です。この原因には蛇口を構成す部品を動かすことで起きる摩擦が要因になっていますが、他にも水温の変化で蛇口に使用されているパッキンやシーリング材が膨張や縮小で変形するのも理由になっています。パッキンは蛇口で使われている部材が接合されているところで使われていて、圧着することで水漏れを防いでいます。シーリング材はそれ以外の隙間が起きている部分を埋め込んで水漏れを防ぐ役割を担っていますが、このどちらの材質がそれほど強くないので、この水温の変化にも状況により耐えられなくなる場合もあります。

使えなくなって困ることを考えれば、日頃から水道の状態については把握しておくことが大切です。

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